ディーラーが販売・取付する純正品と市販製品のドラレコについて、それぞれの特徴、メリット、価格の違いなどをまとめました。
大きな違いで言えば、この3点。車との連動のスムーズさ、もしもの時のサポートを望むなら純正品のドラレコを購入する選択が正しいでしょう。しかし、少しでも安く抑えたい、自分で取り付けができる方であれば市販品を購入する選択もひとつの手。ここでは、各メリット・デメリットをまとめているので、ぜひ参考にご覧ください。
カーディーラーが販売、取付するドラレコは、基本的には自動車メーカーが指定する純正品です。信頼できる大手メーカー製が多いため、耐久性に優れ、万が一、不具合が起きた際も、ディーラーに持ち込めばすぐに対応してもらえます。車種ごとで取付仕様を調整しているため、標準装備のような見栄えの良さも魅力。純正ナビとの相性も良く、ナビと連動して操作できるものもあります。
デメリットとしては、好みの機種のドラレコが選べないこと、価格が高いことが挙げられます。ディーラーでの工賃も含めると、平均して7~9万円ほどの費用がかかります。
市販のドラレコを購入するメリットは、価格の安さとカスタマイズ性の高さです。市販製品は、シガーソケットタイプのものが多く、工賃を含めても、価格は2.5万円程度~とお手頃。最近は、3カメラタイプなどの新たな製品も増えていて、より多機能なドラレコを安価に入手できます。
「あおり運転と盗難対策をしたい」といった場合も、市販品なら、前方に360度カメラ、後方にもカメラを付けるなど、好きなタイプのドラレコを組み合わせることが可能。
デメリットとしては、取付け業者を探す手間がかかる、不具合が出やすい、製品を選ぶのが大変(ドラレコについて勉強しなければいけない)ということなどが挙げられます。
ドラレコを後付けする場合、安定した性能、車とのフィット性、修理のしやすさなどを考えると、ディーラーが取り扱っているドラレコがおすすめです。純正品に採用されている大手メーカーの製品は、保証期間が長いものが多く、購入後2~3年・6万kmなどのロング保証が付いている点でも安心でしょう。
たとえ、自分が乗っている車の純正品でなくても、国産車や輸入車ブランドの多くが、メーカーオプションとして採用しているドラレコを通販で購入して、業者に取り付けてもらうことも可能です。
ドラレコの知識がない人や、選ぶのが手間という方は、そういった製品を検討してみると良いでしょう。
監視機能付きドラレコといえど、機能も価格も様々。どれを選んでいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。各社から販売されているドラレコの基本性能はほぼ同程度のため、それぞれのメーカーの特徴をご紹介します。ぜひ、購入の参考にしてください。