ドライブレコーダー選びでは、画像の録画時間も重要なポイント。多くのドライブレコーダーにはSDカードが附属しており、その容量は大体32GB。日常の通勤や買い物程度では数時間の録画で十分ですが、長時間のドライブや駐車場が離れた場所にある場合では、長時間の録画に対応した製品がおすすめです。
ドライブレコーダーの映像記録方式には、エンジンがかかっている間は常に録画される常時録画と、事故の衝突や急なブレーキなどなんらかの衝撃を検知した際に自動的に録画が開始されるイベント記録とあります。イベント記録では、任意のタイミングで記録が可能なタイプもあります。
多くのドライブレコーダーが、両方の映像記録を可能にしています。ただ、その使い勝手はメーカー各社によって異なるので、単に両方の録画方式が選べるからよいとするのではなく、その仕様や設定方法などを確認しておくと安心です。
常時録画は、エンジンがかかることで自動的に録画を開始するので楽ではありますが、録画と記憶媒体への書き込みが同時に行えないタイプもあるので要注意です。記憶媒体に書き込みをしている数秒間の記録がないといった事もあります。
また、運転中は常に録画されているので、SDカードの容量が不足することも。データが上書きされてしまうので、必要量がどれくらいなのか確認が必要です。
駐車監視機能付きのドライブレコーダーは、走行中だけでなく駐車中の録画も可能。その録画形式には、エンジンを切っても録画を続ける常時録画式と、衝撃や画角内の動きを検知して録画のスイッチが入るセンサー録画とあります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、目的に適したタイプを選ぶのが大事です。
常に録画状態にある常時録画は、取りこぼしなく録画できるのが大きなメリット。ただ、それだけに録画容量を大量消費し、容量が不足すると上書き録画されてしまうなど、必要な部分の動画が残せなくなってしまうデメリットもあります。
録画時間は映像の解像度や画素数などで異なり一概には言えませんので、自分の車とドライブレコーダーから必要な容量などを計る必要があります。
録画容量の消費が少ないのが、Gセンサーやモーションセンサーを用いたセンサー録画です。Gセンサー録画は衝撃を感知して、モーション録画は画角内の動きを検知して自動録画が開始されます。そのため、衝撃がなく画角範囲外であると、周囲で不審な動きがあっても反応せず、必要な場面が録画できないといった可能性があります。
監視機能付きドラレコといえど、機能も価格も様々。どれを選んでいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。各社から販売されているドラレコの基本性能はほぼ同程度のため、それぞれのメーカーの特徴をご紹介します。ぜひ、購入の参考にしてください。