このページでは、高画質録画を可能とする4K(800万画素)対応のドライブレコーダーについて、メリット・デメリットを解説しています。4Kドラレコの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
そもそも「4K対応ドラレコ」とは、4K画質(4K解像度:800万画素)の撮影・録画に対応しているドライブレコーダーの総称です。
ドラレコの画質や解像度として標準的とされるフルHDよりもさらに高精細・高解像度の画質で映像を記録することが可能であり、周囲の状況を精密に確認して証拠能力を高めることができます。
また、非常時に限らずとも走行中の様子などを美しい映像データで記録できるため、旅の思い出として大画面に対応する映像を残しておいたり、インターネットや動画配信サイトなどでドライブの様子を配信したりしたい人にとっても有効であることがメリットです。
まず、根本的に市場で販売されているドライブレコーダーにおいて、「4K対応のドラレコ」が限られていることはデメリットです。また、カタログ上は「4K画質」をうたっていても、実際の録画データは4Kよりも低画質の映像になっているといったケースも珍しくありません。
加えて、4K映像はデータ容量が大きく、短時間の録画であってもメモリーカードの容量を圧迫してしまう恐れがあります。
その他、本当に4K対応型のドライブレコーダーの場合、一般的なフルHD画質のドラレコなどよりもコスト的に負担が大きいこともあるでしょう。
4K対応をうたっておきながら実際は低画質の録画データしか記録されない原因として、画素数の低いイメージセンサーで撮影した映像を、解像度を上げて記録しているという場合があります。
このような場合、データファイルの解像度が高くても、根本的に録画されているデータが4Kよりも荒いため、4K相当の映像を残すことはできません。
本物の4Kドラレコであれば、相応にコストが高くなることも想定されます。
明らかに価格の安い4Kドラレコや海外メーカーの製品の場合、偽物であるリスクがある一方、価格が高いからといって性能が常に十分であるとも限りません。
コストパフォーマンスや記録映像の品質などを総合的に考慮して、ニーズとマッチングさせることが大切です。
監視機能付きドラレコといえど、機能も価格も様々。どれを選んでいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。各社から販売されているドラレコの基本性能はほぼ同程度のため、それぞれのメーカーの特徴をご紹介します。ぜひ、購入の参考にしてください。