録画や録音機能、GPS機能などがあるドライブレコーダーは、やり方次第で、浮気調査に使うこともできます。法廷で不倫の証拠として提出する証拠としては不十分な場合が多いですが、浮気調査の情報収集には活用することができます。
なお、多くのドラレコは過去の情報をドラレコのモニターで再生することができます。あなたが使った車を後から乗った人は、あなたの車での行動(過去2~3時間の行い)を手に取るように、見て聞くことができてしまいます。
ここでは、ドラレコを浮気調査に使う方法について紹介します。
ドラレコを浮気調査に活用するには、以下のような機種が好ましいです。
車内を録画できるドラレコは、タクシーなど業務用の車に取り付けられていることが多いです。(前・車内録画タイプ)一般的な自家用車につける場合は、前と後ろにドラレコをつけるケースが多いでしょう。「なぜ車内が必要なんだ?」と嫌がられる可能性もありますが、そんなときは前・車内録画タイプのドラレコではなく、360度カメラがおすすめです。360度カメラであれば、車内だけでなく、横も録画できるためドパンチやいたずら対策のためにも、360度カメラがいいと提案してみるとよいでしょう。
ドラレコの多くが、映像と音声を記録できるので、通常通りに設定したら、SDカードを抜いて映像をチェックしましょう。運が良ければ、浮気相手を乗せているときの映像や、ホテルへの出入り、車内で浮気相手に電話している音声などを確認できるでしょう。
ただし、ドラレコは、通常、2時間程度の連続録画しかできません。衝突など、車に衝撃があった際の映像だけを別途に保存し、ほかの映像は、常に古いものから消して録画を重ねていくため、決定的な瞬間を捉えるのは難しいです。
本格的な調査をしたい場合は、エンジンを切っている状態で、SDカードを大容量タイプに変えて、ドラレコの画質を落としましょう。SDカードの変更は、必ずエンジンを切った状態で行うのがポイント。(エンジンがかかった瞬間に、録画は開始されます)32GBのSDカードで画質を落とせば、2時間の録画が5時間程度にまで伸ばせます。疑わしい日があれば、その翌日に映像を確認する。
GPS機能付きのドライブレコーダーであれば、録画映像や音声に日時と場所情報が追加できます。映像と走行ルートから浮気相手を探り出すことも。恋人やパートナーが定期的に訪れる場所が見知らぬマンションだった場合、浮気している時間帯、運転したコースを特定できればより証拠が確実なものに。
世の中には、実際にドラレコを使って浮気相手を突き止めた方もいます。浮気調査の成功事例をご紹介します。
助手席で記憶にないペットボトルの飲み残しを見つけ、おかしいと思ってドラレコをチェックしたという夫のMさん。映像には、「愛しているよ」という男性の声とキスをしているらしき音声が残っていたそうです。妻の浮気を疑ったMさんは、ドラレコのSDカードを一番容量の大きいものに交換し、8時間の録画に成功。奥さんが深夜に帰宅した翌朝、SDカードの中身を確認することを続けた結果、浮気相手の名前、住所、浮気の曜日、立ち寄り先まで突き止めたそうです。この後、Mさんは、探偵に依頼をし、より詳細な証拠を提出して、離婚と慰謝料の請求をされています。
ドラレコといえば、映像を記録するものと思っている方も多いと思いますが、音声も記録できるものがあります。
自営業を営む、夫婦。所有しているクルマは社用車であり、自家用車。小さな事業のため、最初は夫婦2人で営んでいたが、奥さんが子供を出産、会社の仕事を手伝えなくなったため、夫は女性のパートを雇うことに。パートの女性はバスで通ってきていたが、残業をしてもらうこともあり、夫がパートの女性を家に送っていくこともしばしば。最初は熱心に働いてくれるパートの女性と思っていた妻だったが、とある日ママ友に「ドラレコで夫の浮気が発覚した」と聞かされて…。自分の夫は大丈夫と思っていたのだが、年のためドラレコを確認してみると…2人が親密な関係と思える会話が録音されていました。夫にそのことを追求、浮気を認めたそうです。監視機能付きドラレコといえど、機能も価格も様々。どれを選んでいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。各社から販売されているドラレコの基本性能はほぼ同程度のため、それぞれのメーカーの特徴をご紹介します。ぜひ、購入の参考にしてください。