ドライブレコーダーを作動させる電力は、本体に内蔵されているバッテリー、外部バッテリー、車両のバッテリーといずれかの方法で使います。それぞれにメリットとデメリットがあり、特に駐車監視時の作動タイプによっても必要な電力は異なります。
ドライブレコーダーの電源供給方式は、ドライブレコーダー本体内部のバッテリー、外部バッテリー、車両バッテリータイプの3タイプ。
ドライブレコーダーにバッテリーが内蔵されているタイプは、ちょっとした立ち寄り場所など短時間での駐車に向いています。外部バッテリーや車両バッテリータイプでは、外出先の長時間での駐車や、駐車場が目の届かない場所にある場合に適しています。
ドライブレコーダー本体にバッテリーが内蔵されている場合では、配線が不要で設置も簡単。車両のバッテリーに影響を与えないといったメリットもあります。走行中に蓄電し、録画可能時間は20~40分と短めです。
専用バッテリーやモバイルバッテリーなど外部からの電源供給で動きますが、別ケーブルの引き回しが必要。こちらも内蔵タイプと同じく車両のバッテリーに影響を与えず、10時間以上の長時間録画も可能です。
ただ、外部バッテリーを充電しておく必要や、別売りでパーツを購入して使用する手間がかかるなど面倒なところも。
駐車中も車両バッテリーを使って録画するので、バッテリーの状態によっては負荷がかかることもあります。バッテリーを充電する手間がなく、10時間以上の長時間録画が可能です。
ただ、駐車監視機能用の配線作業が必要で、専門家にやってもらうのが安心です。
駐車監視機能の中でも、常時監視するタイプはバッテリーの消耗リスクが高くなっています。
駐車監視中はエンジンが停止しているので発電がおこなわれません。駐車監視機能でどんどん電気使用量が消費されることでバッテリー上がりが起こりやすい状態になりますが、たいていの駐車監視機能付きドライブレコーダーにはバッテリーを監視する機能がついているので、タイミングをみて電気の供給をストップ。バッテリー上がりを予防します。
とはいえ、バッテリー自体は充電と放電を繰り返すことになるので、劣化は進行することになります。通常、バッテリーの寿命は2年~4年といわれていますが、駐車監視機能付きドライブレコーダーを使用するともう少し短くなります。長く安心してドライブを楽しむためにも、定期的にバッテリーのチェックは行うようにしましょう。
監視機能付きドラレコといえど、機能も価格も様々。どれを選んでいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。各社から販売されているドラレコの基本性能はほぼ同程度のため、それぞれのメーカーの特徴をご紹介します。ぜひ、購入の参考にしてください。
※1…調査時期:2020年上半期(1月~6月)参照元:BCNランキング(https://www.bcnretail.com/market/detail/20200813_185320.html#:~:text=全国の家電量販店,メーカーは、コムテックだった。&text=1月のシェアは,をつけられていた。F%E3%80%82)